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芸術系MEMO。読書したり観劇したり創作したり撮影したり哲学したり。ネットの辺境を漂いながら考察する無駄のかたまり。

2024 . 04
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    オペラ座の怪人25周年記念INロンドン(アルバートホール)公演が映画館で公開になりましたね。
    http://operaza25.jp/

    ↓全くデキドキ感がないPV。やっつけにも程がある。音も変?


    まだ観に行ってないので早めに行かねばと思っています。
    色んなとこで上演してくれるのは嬉しいけれど、期間が短すぎです。

    そして四季も便乗して大々的に広告すればいいのに。
    四季の広報って他所との絡みが少ないですよね。
    とても勿体無い戦略だと思います。
    この戦略の薄さが近年のロングラン公演期間の減少に拍車を掛けている気がしてなりません。
    役者の個人情報規制ともかく、作品主義を掲げているのですし、
    記憶に鮮烈に残るような役者が居ないのですから、
    演目自体が話題に上る可能性を少しでも上げる努力をしないと
    情報に埋もれて消えてしまうと思うのですが。
    もう少し外部と足並み揃えることは出来ないのかな?



    四季のビジョンってあまり見えてこない。私の考え方と全く違せいなのかな?
    でももう少し明確な経営戦略見えていた方が良い気がする。




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    手塚治のブッダ ~赤い砂漠よ!美しく~

    タダ券を貰ったので久しぶりのシネコン鑑賞。
    原作未読なのですが、投げっぱなしな壮大感と残酷感はまさに手塚治。
    他の作品じゃあり得ない冷静で残酷な救われなさすぎがある意味新鮮。
    全3部作の映画一作目らしく、シッダールタが出家をするシーンで終わってしまいビックリ!
    サブタイトル意味不明。実際はチャプラ編ですよね。
    駆け足過ぎる脚本で感情移入する間もなく別の場面がに移っていく。
    それなのに主題と遠そうな不要シーンも多い。
    宗教的に意味のある物を作るか、子供向けエンターテイメントとすべきか目的がはっきりしていておらず、結局戦いのみが描かれダラダラと抑揚のない詰らない作品となっている。
    手塚治としては、ブッタの幼少を語ることがおこがましいので
    チャプラという架空のキャラクターを通し時代背景を語り、
    キャラクターに共感し制度や世界に憤ることによって
    シッダールタの苦悩に繋がるようにしたと思われるのに映画では上手く繋がっていない。
    そのため正直どっちつかずでシッダルタの悩みもチャプラの悩みも両方とも全く見えてこない。カースト制度については軽く語られているがチャプラの行動動機に成り得ていない。
    仏教的に重要であろう、「天上天下唯我独尊」のシーンも「生老病死」の悩みもなんとなく流れていく。
    それらばシッダールタの出家前の最も重要な部分だし出家の動機だと思うのですが
    こんなに薄くて協賛する各宗教団体も納得するのだろうか?宗教教育ツールにすらならなそう。
    比較的有名な脚本家なのだが壮大な物語を纏めるのは酷だったのか?
    山なし、オチなし、観る価値なし。
    タッタって何者?手塚作品によく出る超自然的道化師?
    能力といいずっと子供のままなのが違和感ありなのだけどツッコミ不可?
    正直これは「ブッダ」の物語ではないと思う。

    スッドーダナ王(シッダールタの父)の観世清和の棒読みが酷いというか惨い。
    シッダールタ(青年期)のアンニョイ演技しか出来なすぎる吉岡秀隆に相変わらず失望。
    覇気が無さ過ぎるのは俳優として致命傷だと思うが
    せめてシッダールタの知性位は表現して欲しい。演技というより役者の雰囲気だけ過ぎ。
    ミゲーレ(シッダールタの恋人)の水樹奈々は悪くないがもいつもの演技すぎる。(ホントに声優?)
    ミゲーレの張付けシーンは皇と皇子の演技せいでシーン台無し。
    永井一郎は波平声であの顔が浮かんだ。こうなるともう俳優と同じで観ている方としては困る。
    吉永小百合のナレーションは聞き取りづらいので、重要な事が頭に入りません。
    X JAPANの起用が不明。タイアップとしても話題性も無く音楽的にも大して評価できない。
    俳優がイマイチでしたが、脇を固める声優陣は手堅い印象。
    主役であるチャプラの堺正人意外と良かった。


    時計を見ながら映画を見たのは久しぶりでタダでも辛い映画鑑賞となりました。
    褒めるべき所が本当に少ないのですが、
    猛烈な不快感と不消化感のせいで原作を読んでみようと思ったのが唯一の収穫かもしれません。




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    RED
    ブルース・ウィリスのアクション超大作(笑)
    実際は真面目なアクション映画ではなく狙って作ったB級コメディアクション映画。
    ブルース・ウィリスのアクション超大作なんて期待してる人はこの地球から撲滅されているし、本人を目つきからも大昔と違うのは一目瞭然なんだから違うアプローチで宣伝すればもう少し評価も変わっただろうに残念。毎度ながら洋画のマーケティングってセンス無いことが多いね。最近の 洋画<邦画 ブームは広報センスが原因だと思う。
    ブルース・ウィリス / モーガン・フリーマン / ジョン・マルコヴィッチ / ブライアン・コックス / ヘレン・ミレン らが演じる元スパイと
    メアリー=ルイーズ・パーカー / カール・アーバン
    ら活躍する現役(若手というにはキャリアも実力もある)の戦い?
    ブルース・ウィリスと演技派俳優を集めて楽しくB級映画を作りましょうというコンセプトに違いない。
    その演技派俳優達のセンスの良さとcuteさには脱帽。きめ笑顔が可愛いすぎて惚れてしまいそうだ。
    ヘレン・ミレンが白いドレスでブーツを穿いてマシンガンをぶっ放すのは文句なくカッコイイし、ブライアン・コックスとの愛も素敵。
    ジョン・マルコヴィッチはまさに怪演。
    メアリー=ルイーズ・パーカーとカール・アーバンも老犬に負けず演技力を披露する。
    演技派俳優に囲まれても主役然として見えるブルース・ウィリス演技はともかくスゴイ存在。
    モーガン・フリーマンが末期がん役とはいえ途中で囮になって死んでしまうのが残念。最後にひょっこり出てきて欲しかった。
    次回作の冒頭は核?この時期に不謹慎って言われちゃうわね。
    脚本より配役の妙と役者の演技を楽しむ映画化。
    演出としては大作に有りがちな雰囲気だけのシーンを殆ど使わずに軽いタッチで物語を成立させていて、どこか超大作に批判的にみえるのが個人的にはツボ。日本人映画俳優には出来ない演技だなあ。
    前半はテンポよく爽快で気軽、後半は少し物足りない。脚本にもう一捻りあっても良かったかも。


    シングルマン
    イケメンにモテモテなデザイナーのゲイジュツ作品。
    つまりファッショナブルなゲイPV。
    OPから男の裸体を舐めまわすように強制鑑賞。その後も終始男の体やパーツをじっくりねっとりと鑑賞させられる。正直お腹いっぱい。
    ゲイというマイノリティとして偽りの理由により発生した恐怖と闘うという
    彼の気持ちはマイノリティとして少しだけ共感出来るけれど、
    出演する女性の醜悪で嫌悪すら感じる描かれ方を見ると
    根本的に理解し合えないのだろうと思う。
    死者へのキスから始まり、死者からの優しいキスで終わる。
    それは救い?監督の願望?
    「死」へ向かう一日の計画は少しづつずれ、そして色づき輝いていくようにも見える。
    予定通り彼には「死」が訪れるわけだけれど予定とは違っていた。
    結局彼は何もしていないような……まあPVだしね。
    脚本とか物語演出とか意味とか深く考えないことにしよう。
    真性ナルシストである監督の物凄い美意識を感じるけれど映画として成功はしていないと思う。
    ところで拘りがありそうな監督にもゲイ役を任されるコリン・ファースって
    ゲイから見て魅力的なんでしょうね。本人もゲイなのかな~とチラリ思う。№1ゲイ役者ね。
    私には正直気持ち悪い映画でしたが、腐女子なら受け入れられるのかしら?





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    ヒックとドラゴン
    DWの子供向けアニメーション。短いので飽きず楽しめる。
    ドラゴンのデザインがポケモンにしか見えない罠。
    もしくはドラゴンクエスト(鳥山明デザイン)か。トゥースは猫っぽくて可愛い。
    CG技術はさすが!噂の飛行シーンなど映画館で見れば爽快だったのだろう。残念。
    炎や雲など自然物の質感は好きなのだけど相変わらず人の質感が好きになれない。
    色や動きからマリオネットのように感じてしまう。
    冒頭の戦闘シーンなど凝ったカメラワークやライティングのシーンが素敵。
    逆に全く凝っていない魅せ方も多々あり、その差が大きいのは個人のセンスの差なのだろうか?とても気になった。
    主人公とドラゴンの交流は丁寧に描かれるがヒロインや友人達はおざなり。
    ラスボス的ドラゴンを倒す理由や経緯も弱い。
    独裁者=悪 使役=善 というのは酷く乱暴な説明だ。
    そこが深く描かれれば子供向けから脱しただろうに残念。
    父との葛藤や交流もどこか中途半端でジェラード・バトラーの好演が浮く結果に。
    異端同士の交流、そして同じ傷を持ち共に助け合うというのは安易だけれど
    それでもあのラストで良かったと思う。
    やはり全体的に大人には若干物足りない。
    芯がなくまるでゆで過ぎたパスタのようで
    感情移入出来ないのはDWの製作方法の弊害なのだろうか。
    監督や脚本家の強烈な主張や存在感が見えるような作品の方が私は好きだ。


    ザ・ロード
    ある日突然訪れた終末。荒廃した世界。父親の物語。
    実際の被災地で撮影されたというリアルな灰色の映像は
    3.11の東北の被災者でなくとも今の日本人にはとても辛い。
    衣食住が一定レベルになければ心の火は消え人として生きられないのか?
    死に方を教えながらも死期を迎えて尚息子に生きろと言う父親。
    荒廃した世界の中で新たな命を与えること望まず
    己と息子の死を望む母親。
    男女の考え方の違いとはこんなにも根本的なものなのだろうか?
    ドラマチックなことは何も起こらず淡々とした世界の中
    憂鬱を通り越してどう生きればいいのかわからなくなる。
    きっと壮大なるコカ・コーラとジャックダニエルのCMに違いない。


    イングロリアス・バスターズ
    あらゆる意味でマニアックだし残虐だし長いし、
    ブラッド・ピットじゃなくてもいいし……
    タランティーノ作品は私には向かないのかも。
    カメラワーク等の映像は嫌いじゃないけれど
    わざとらしく食べ散らかしたような脚本は理解に苦しむ。
    クリストフ・ヴァルツのアカデミー助演男優賞受賞は納得。


    小説家を見つけたら
    間延び気味で少し退屈になった。
    老人と少年の友情と救済いうベタな内容なのだけれど、
    時代感とショーン・コネリーの雰囲気で成功している。
    淡々とした世界感にそぐわなくなるのかもしれないけれど
    隠遁した老作家を変えるほど主人公の文学センスを感じることが出来れば
    納得出来たのかも。
    マット・デイモンの無駄使い。





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    インセプション
    どこかで観たことあるようなマンガ的設定と展開。手垢がつきまくったSFネタ。
    映像も凝ってはいるんだろうけどどこかマンガ的なのはCGだからか?
    前半でオチがわかる超親切設計。中盤以降はひたすら苦行。長いよ。
    最終局面は設定が裏目に出て緊張感が薄くなり間延びした印象。
    演技派が多いのに楽しめなかったのはディカプリオがシャッターアイランドと同じ役だったせいと全体的にテンプレ的役だったせい?
    ミステリー風味なのにサプライズがないのがさらに致命的。
    ダークナイトは面白かっただけに期待はずれ。
    評判は良いみたいだけど、本当にヒットしたの?
    ディカプリオの出演センスの悪さには毎度驚かされます


    パブリックエネミーズ
    実在した銀行強盗ジョン・デリンジャーのお話。
    実話を元にした作品のためドラマ性が薄く全く盛り上がらない。
    その人物と事件、また銃の知識等が無ければ全くといって理解出来ないだろう。
    大方の日本人女性にとってはジョニデ映画でしかない。
    しかも化粧をしていない顔ってこんなだったっけ?と思うこと請け合い。
    銀行強盗や銃撃シーンはカッコイイのだが……
    個人的にはクリスチャン・ベールの方が好き。
    どうもデリンジャーなりの美学があったようなのですが、
    私には高校生の男の子のようにしか映らなかった。
    俳優も良い、映像も良い、衣装もカッコイイ。
    でも人物像が全く見えず、つまらない。


    千年女優
    見よう見ようと思って見ていなかった作品。
    回想の中の映画と現実が混ざり合う形式は面白い。
    繋ぎが秀逸。まさに時代を駆け抜けた!
    アニメーションだからこそ出来たことだろう。
    これを実写でやると役者ノイズが入りそうだ。
    映像は綺麗だが演出と脚本はお約束の連続。
    それが狙いなのでしょうが、単調すぎてすぐに飽きます。90分は長すぎ。
    声優が年代ごとに変わるのに違和感がなく演技も安定していて非常に安心。
    初恋の君を追いかけ続けたという点でしか主人公が描かれていないため
    「女優」としての主人公が軽く見えてしまう。
    結果、主題であろう最後のセリフが非常に陳腐に見えたのが残念。
    この主役不在感はミステリー仕立ての弊害。脇役の方が輝いて見えるのは罪。
    きっと外国向けを意識して作られたのでしょうね。


    月に囚われた男
    非常に低予算の地味なSF。それでも非常に面白い!!オススメ。
    今後も楽しみな監督です。(デヴィッド・ボウイの息子らしい)
    思いっきりネタばれな邦題に異議あり!原題のMOONでいいじゃないか!
    淡々と進むストーリーのなか足掻いていくクローン達。
    事実を見、何を考え、何を求めてゆくのか。
    言葉として多くは語られないけれど見る者にはきちんと伝わっていく。
    主人公Bはきっと3年も生きられないんじゃないか、
    主人公Aが足掻いたように主人公Bも足掻いていくのだろう。
    人間臭いパートナーロボの今後も心配です。
    それにしてもこの会社は雑でブラックすぎやしないだろうか?
    韓国企業だからって皮肉なのか?アメリカじゃないよと!
    主人公Aが救出されるあたりは納得いかないけど面白かったので目を瞑ろう。
    余韻も好き。たしかに手塚治的だ。


    劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~
    脚本がない?お話ですらない。これはPVですよね?それなら納得。
    きっと人を深く描く気がないんでしょうね。
    登場人物に感情移入させる気も、人の思いを描く気もない。
    物語って人を描くことだと思っていたのに裏切られた気分です。
    じゃあ、画面に流れる映像は何なのだろう?
    何を伝えたい?映像美?音楽?
    嘘でしょう?綺麗ですらない。好きな音楽ではない私はどうすればいい?
    最近のアニメ映画ってこんなにも詰らないものなのか?




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