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芸術系MEMO。読書したり観劇したり創作したり撮影したり哲学したり。ネットの辺境を漂いながら考察する無駄のかたまり。

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    ヒックとドラゴン
    DWの子供向けアニメーション。短いので飽きず楽しめる。
    ドラゴンのデザインがポケモンにしか見えない罠。
    もしくはドラゴンクエスト(鳥山明デザイン)か。トゥースは猫っぽくて可愛い。
    CG技術はさすが!噂の飛行シーンなど映画館で見れば爽快だったのだろう。残念。
    炎や雲など自然物の質感は好きなのだけど相変わらず人の質感が好きになれない。
    色や動きからマリオネットのように感じてしまう。
    冒頭の戦闘シーンなど凝ったカメラワークやライティングのシーンが素敵。
    逆に全く凝っていない魅せ方も多々あり、その差が大きいのは個人のセンスの差なのだろうか?とても気になった。
    主人公とドラゴンの交流は丁寧に描かれるがヒロインや友人達はおざなり。
    ラスボス的ドラゴンを倒す理由や経緯も弱い。
    独裁者=悪 使役=善 というのは酷く乱暴な説明だ。
    そこが深く描かれれば子供向けから脱しただろうに残念。
    父との葛藤や交流もどこか中途半端でジェラード・バトラーの好演が浮く結果に。
    異端同士の交流、そして同じ傷を持ち共に助け合うというのは安易だけれど
    それでもあのラストで良かったと思う。
    やはり全体的に大人には若干物足りない。
    芯がなくまるでゆで過ぎたパスタのようで
    感情移入出来ないのはDWの製作方法の弊害なのだろうか。
    監督や脚本家の強烈な主張や存在感が見えるような作品の方が私は好きだ。


    ザ・ロード
    ある日突然訪れた終末。荒廃した世界。父親の物語。
    実際の被災地で撮影されたというリアルな灰色の映像は
    3.11の東北の被災者でなくとも今の日本人にはとても辛い。
    衣食住が一定レベルになければ心の火は消え人として生きられないのか?
    死に方を教えながらも死期を迎えて尚息子に生きろと言う父親。
    荒廃した世界の中で新たな命を与えること望まず
    己と息子の死を望む母親。
    男女の考え方の違いとはこんなにも根本的なものなのだろうか?
    ドラマチックなことは何も起こらず淡々とした世界の中
    憂鬱を通り越してどう生きればいいのかわからなくなる。
    きっと壮大なるコカ・コーラとジャックダニエルのCMに違いない。


    イングロリアス・バスターズ
    あらゆる意味でマニアックだし残虐だし長いし、
    ブラッド・ピットじゃなくてもいいし……
    タランティーノ作品は私には向かないのかも。
    カメラワーク等の映像は嫌いじゃないけれど
    わざとらしく食べ散らかしたような脚本は理解に苦しむ。
    クリストフ・ヴァルツのアカデミー助演男優賞受賞は納得。


    小説家を見つけたら
    間延び気味で少し退屈になった。
    老人と少年の友情と救済いうベタな内容なのだけれど、
    時代感とショーン・コネリーの雰囲気で成功している。
    淡々とした世界感にそぐわなくなるのかもしれないけれど
    隠遁した老作家を変えるほど主人公の文学センスを感じることが出来れば
    納得出来たのかも。
    マット・デイモンの無駄使い。





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