RED
ブルース・ウィリスのアクション超大作(笑)
実際は真面目なアクション映画ではなく狙って作ったB級コメディアクション映画。
ブルース・ウィリスのアクション超大作なんて期待してる人はこの地球から撲滅されているし、本人を目つきからも大昔と違うのは一目瞭然なんだから違うアプローチで宣伝すればもう少し評価も変わっただろうに残念。毎度ながら洋画のマーケティングってセンス無いことが多いね。最近の 洋画<邦画 ブームは広報センスが原因だと思う。
ブルース・ウィリス / モーガン・フリーマン / ジョン・マルコヴィッチ / ブライアン・コックス / ヘレン・ミレン らが演じる元スパイと
メアリー=ルイーズ・パーカー / カール・アーバン
ら活躍する現役(若手というにはキャリアも実力もある)の戦い?
ブルース・ウィリスと演技派俳優を集めて楽しくB級映画を作りましょうというコンセプトに違いない。
その演技派俳優達のセンスの良さとcuteさには脱帽。きめ笑顔が可愛いすぎて惚れてしまいそうだ。
ヘレン・ミレンが白いドレスでブーツを穿いてマシンガンをぶっ放すのは文句なくカッコイイし、ブライアン・コックスとの愛も素敵。
ジョン・マルコヴィッチはまさに怪演。
メアリー=ルイーズ・パーカーとカール・アーバンも老犬に負けず演技力を披露する。
演技派俳優に囲まれても主役然として見えるブルース・ウィリス演技はともかくスゴイ存在。
モーガン・フリーマンが末期がん役とはいえ途中で囮になって死んでしまうのが残念。最後にひょっこり出てきて欲しかった。
次回作の冒頭は核?この時期に不謹慎って言われちゃうわね。
脚本より配役の妙と役者の演技を楽しむ映画化。
演出としては大作に有りがちな雰囲気だけのシーンを殆ど使わずに軽いタッチで物語を成立させていて、どこか超大作に批判的にみえるのが個人的にはツボ。日本人映画俳優には出来ない演技だなあ。
前半はテンポよく爽快で気軽、後半は少し物足りない。脚本にもう一捻りあっても良かったかも。
シングルマン
イケメンにモテモテなデザイナーのゲイジュツ作品。
つまりファッショナブルなゲイPV。
OPから男の裸体を舐めまわすように強制鑑賞。その後も終始男の体やパーツをじっくりねっとりと鑑賞させられる。正直お腹いっぱい。
ゲイというマイノリティとして偽りの理由により発生した恐怖と闘うという
彼の気持ちはマイノリティとして少しだけ共感出来るけれど、
出演する女性の醜悪で嫌悪すら感じる描かれ方を見ると
根本的に理解し合えないのだろうと思う。
死者へのキスから始まり、死者からの優しいキスで終わる。
それは救い?監督の願望?
「死」へ向かう一日の計画は少しづつずれ、そして色づき輝いていくようにも見える。
予定通り彼には「死」が訪れるわけだけれど予定とは違っていた。
結局彼は何もしていないような……まあPVだしね。
脚本とか物語演出とか意味とか深く考えないことにしよう。
真性ナルシストである監督の物凄い美意識を感じるけれど映画として成功はしていないと思う。
ところで拘りがありそうな監督にもゲイ役を任されるコリン・ファースって
ゲイから見て魅力的なんでしょうね。本人もゲイなのかな~とチラリ思う。№1ゲイ役者ね。
私には正直気持ち悪い映画でしたが、腐女子なら受け入れられるのかしら?
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