大人気で全日程SOLD OUTの『CLUB SEVEN 7th stage』を観に行きました。
観劇ではなく観賞。
歌もダンスも芝居も笑いもある大衆演芸。
カッコイイ言い方をするとエンターティメントショー!!
何故観に行ったかと言うと勿論かなめさん目当て。
御年五十歳になるかなめさんの生ダンスなんてもう観れないでしょうし
ワクワクしながら必死にチケを取りましたよ。
あと帝劇でもおなじみの吉野さんのキレキレのダンスと芝居が好き♪
吉野さんは四季の研究所出身なんですよね。
本当に才能ある人は四季から飛び立って大舞台で活躍出来るものですよね。(以下略
四季は華がある人が少ないから、四季に無い毛色やら華やらを満喫してきました。
→http://www.tohostage.com/club7/index.html
相変わらず千秋楽も過ぎていますので、感想はいつも通り収納。↓↓↓
今後のかなめさん出演メモ
●涼風真世と京フィル マイセレクトミュージカル
6/12(日) かしはら万葉ホール「ロマントピアホール」 (奈良県)
ヴォーカル:涼風真世
司会:日高のり子
管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団
曲目:
風と共に去りぬ
我が名はオスカル
星から降る金~ミュージカル「モーツァルト」より
100万ドルのキャンドル~ミュージカル「マリー・アントワネット」より
他
→http://www.city.kashihara.nara.jp/manyo/bunkahall/event/suzukaze.html
こういう変な企画は東京でやってください。八王子とか多摩でいいんで。
星金が聴けるなら行きたいけれど奈良はちょっとねぇ。
ミュージカルファン宝塚ファンもアニメファンも行く人多いはずだから。
●ロミオ&ジュリエット
2011年9月7日(水)~2011年10月2日(日) 赤坂ACTシアター
ロミオ役 城田優 山崎育三郎 (ダブルキャスト)
安崎求、石川禅、浦井健治、涼風真世、未来優希 他未定
→ http://www.tbs.co.jp/act/event/rj2011/
先日、心の赴くまりな様のBLOGでも紹介されていましたが
宝塚でも上演されたフランスミュージカルの東宝版初上演となります。
乳母役でしょうか?
ホロプロヒロイン枠が未定なのが気になります。
演技が出来て歌える人希望(苦笑)頼むよホント……大根多すぎ
●るろうに剣心
新作アニメーション?主人公剣心役声優?
→http://www.j-rurouni.com/
詳細不明ですが、complete collection のDVD特典のことかもしれません。
期待は出来ないなあ。
ヅカもまたアニメ声優の仕事やればいいのにって思うけれど
アニメファンと舞台ファンはあまり被らないのかな?
感想はコチラから↓↓↓
東京宝塚劇場の前にあるシアタークリエの扉を抜け階段でB2Fの劇場に向かう。
1Fのロビーにはエレベーターに乗るための長蛇の列が出来ていた。
階段には全く人がおらず、節電も健康も考えない人たちがなんて多いだろうと物凄い悲しい気持ちになる。
そういえば帰りも階段を使う人は少数派だった。
どう見ても階段を使えない人なんか殆ど居ないのに。
完売御礼の札が出ているにも関わらず私の周囲は空きが多かった。
全国から来る方が多いだろうから色々な事情があったんだろうなと思うと少し苦しくなる。
B2にFあるクリエは安普請だし正直かなり怖い。
これならプレハブ四季劇場の方が何もかもマシに思えた。
客は開演時間になっても入り続けているしいつ始まるのか不安になる。
比べると四季ファンは若く熱心で丁寧な人が多いのかもしれない。
まるで新橋演舞場だなあとやたらと高い年齢層に囲まれて思うのだった。
5分程押して幕が上がる。OPはクラブセブンのテーマ。
ライトが踊り会場のボルテージが一挙に上がる!
玉野さんのタップはカッコイイし
吉野さん東山さんのダンスはキレキレで素敵。
新人BOYSも大健闘、遠野さんもよく付いていっている。
一人だけテンポずれ気味な人が居ます。さて誰でしょうと言うまでもない。
かなめさんが、どんくさ~~~~く踊ってた。
あはは、心配は払拭されていませんよ!
猛練習したナンバーだろうにと幸先不安になったところで地震が発生。大きなめの地震だったが、開場したばかりの熱気とステージでドタバタ踊るせいだと無理やり解釈し観賞続行する。
廻りも多少は動揺していたがステージのダンスに集中しているようだった。
地震を感じさせない舞台人の根性を感じたが、かなめさんの踊りは余計悪くなった気がした。
玉野さんのショーは文句なくカッコイイ。
普段四季の加藤テイストに慣れているせいか、各々の個性とアピールを持った生身の俳優が踊っているんだという実感が嫌みなく沸いた。
四季は美しく揃っていることが大前提だったり、キャラクターを忠実に再現する事に重きを置いているせいなのか、芝居にしても踊りにしても心が付いていっていないように感じる俳優が沢山いるけれど、ここはハコが小さいせいもあって猛烈な役者臭を嗅いだ気がして新鮮だった。
ここは作品を観賞するのではなく贔屓を観賞しにくるヲタの大会なのだ。言って見れば合同オナニー大会。良いとか悪いとか存在しない。なんだか気持ち悪くなった。
ソング・ダンス・コント・インタビュー・小芝居
冴えない営業トークのようなスピードで流れて行く構成。大衆演劇。暗転が多い。
一つ一つがツマラナイわけではないのだけれど練りや、練習が足りていないクリエのハコとして相応しいかと首を捻りたくなる荒削りすぎる舞台がそこにあった。
決して笑えないわけではないのだけれど、前座を見ている、そんな気持ちになって1幕が閉じた。
クラブって放課後の課外活動の方のクラブなのですね。
授業終了から完全下校時刻迄ダベったりふざけたり、まさにそんな時間。
後半もこのレベルなのであれば、この記憶を無くしても
観劇の幸せ感を感じるために四季劇場海にでも凸ろうかと本気で考えていた。
2幕が開く。
相変わらず着席率が悪い。
杖をついた婆様とかいらっしゃるしどうなんてるのこの世界?
オンディーヌ初日のポマード臭に比べたら全く余裕ですけどね。
ミュージカル妖怪というか、かなめさんが歌ってあとはドラマ仕立てのダンス。
再演というだけあって完成度は高め。吉野さん東山さんは本当に美しい。
ここに練習を掛けたので前半がお粗末なのかと納得。
遠野さんて結構芝居っけあるんですね。秀でたところもなければ悪いところも無い優等生タイプに感じた。男役と違いヅカ臭いがしないのは良いことだ。
かなめさんの歌は良いですがこの日は全体的に抑え気味。
注目の45分間耐久50音ヒットメドレー。
まあこれがメインデッシュなわけで怒涛の音楽と笑い三昧。
会場も盛り上がり出演者はてんてこ舞い。
素の役者が頑張っている姿を観るために存在する。
みんなこれに金を払いに来たのか!
歌舞伎のように1幕だけで見れるのならこれだけ観て帰ります。
ヅカパロディーあり星金歌ったり、KARAダンスしたりと
ノリノリで遊びまくる出演者達はしんど楽しそう。
悪ふざけっぽいかなめさん。
今までの抑え気味の歌やダンスと違い音楽に乗って踊り歌う。
最後の「ん」
はハミングからのSESON OF LOVE とても綺麗だった。
カーテンコール納得の大拍手。(50音メドーレーの)
まあ後半は楽しめたけど割高感は否めない。
好きな俳優が出ていたら行けばいい。やっぱりそんなオタクの祭典。
人にはお勧めしないわ。
[4回]
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