数日前に覗いたら初日で見やすそうな席があったので
浅利代表や野村さんを見てたいという全くのミーハー気分で凸。
所詮俄かファンだし、
四季の集大成と言われる作品をきちんと観賞するっていう気持ちは全くなかった。
野村玲子さんの舞台を見たことは一度も無かったし
特別観たいという気持ちも殆どなかった。
四季のCDはいくつか持っているし、その中には勿論野村さんも出ているものもある。
可愛い声だなあとは思っていたけれど
保坂さんの方が好きだったから、私にとって特別な女優では無かった。
それが今回良い意味で裏切られた。
やっぱり四季=野村なのだと!!
オンディーヌが四季の集大成である同様、彼女が四季の集大成なのだと思った。
劇団が目指す姿がそこにあった。
ほぼ50歳が15歳直前?の少女役?
「色々無理があるだろう?」そう思いながらチケットを取った。
しかし舞台の野村は50歳でもなく、15歳でもなく、ただオンディーヌだった。
そういえば、大竹しのぶが少女の役を演じた舞台をTVで観て感激したことを思い出した。
女優に、演じるというものに年齢制限は無いんだ。
保坂を見ても思うけれど、もうミュージカルは無理があるのかもしれない。
それでも演じることに限りは無く更に円熟していく。
ストレートプレイ→ミュージカル→ストレートプレイへ
代表が目指したのはこれだったんだと思った。
今年はストレートプレイ強化らしい。もう少し自由劇場に足を運ぼうと思った。
そうそう、もちろん代表は居らっしゃいましたよ。
終演後は劇場前の道がお迎えの高級車で真っ黒く埋め尽くされていました。
道理で劇場がポマード臭いわけだね。
招待や関係者か多いのか男性が半分以上で薄い後頭部や白髪が目立っていました。
一般客はそれほど多くないんじゃないのかな?
あまりにも感激したので、詳しい感想は後日。
友人を誘ってまた観劇することにしましたよ。
もっと観たい。もっと知りたい。
この話を、この役者を、そして四季を!
キャスト
オンディーヌ : 野村玲子
騎士ハンス : 田邊真也
水界の王 : 味方隆司
ベルタ : 坂本里咲
ユージェニー : 斉藤昭子
オーギュスト : 維田修二
王妃イゾルデ : 大橋伸予
王 : 山口嘉三
ベルトラム : 渡久山 慶
侍従 : 青羽 剛
ウルリッヒ : 影山 徹
裁判官1 : 岡本隆生
裁判官2/劇場支配人 : 神保幸由
詩人 : 中村 伝
マトー : 片山将司
サランボー : 小泉詠子
皿洗いの娘 : 山本貴永
【男性アンサンブル】
北山雄一郎
田島康成(劇団昴)
【女性アンサンブル】
団 こと葉
智川ちえみ
豊田早季
服部ゆう
大原 麗
時枝里好
菜月ちな
染谷沙絵子
高野 唯
桜野あら
奥平光紀
小林由希子
[5回]
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